2021年06月17日(木)

 アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立下新倉小学校

アウトリーチ事業「おんがくのたね」は
コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、安心して演奏を聴くことが出来るよう

開催校及び和光市教育委員会と連携し開催していきます。

6月4日(金)、和光市立下新倉小学校において、
元永 拓さん(尺八)、滝野瀬あゆかさん(尺八)、久保田 晶子さん(琵琶)の和楽器の構成で
「おんがくのたね♪」を開催しました! 

まずは尺八で、
『鹿の遠音』という山で鹿が離れた場所で鳴きあっているという情景を表現。

さらに尺八・琵琶による演奏で
小鳥たちが遊んでいる情景を表現し
児童の興味をしっかり惹きつけました。 
続いて、それぞれの楽器の仕組みを説明しながら演奏します。

楽器の仕組みや音色など、異なっている点や共通点の意見を
児童たちと一緒に考えてじっくり知る時間となりました。

「琵琶」の名前の由来である枇杷の実や形が似ているという「琵琶湖」の話
また、尺八はリコーダーに少し似ていますが、
穴の数が違う(リコーダーは8つ、尺八は5つ)ことや
その少ない穴の数を演奏の方法でカバーし、音階を増やすことが出来るということに
みんな驚いていました。

質問コーナーでは、
何歳から楽器の演奏を始めたのか。や
奏法についての気付きがあったり、色々な質問が出て来ました。

そして、琵琶の演奏による平家物語名場面の語りに児童も真剣に聴き入っていました。
日本の伝統的な芸能を支えるの「尺八」と「琵琶」を一度に鑑賞できる貴重な機会となりました。

まだまだ「おんがくのたね♪」は続きます。

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