2022年06月16日(木)

アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立広沢小学校

6月14日(火)は和光市立広沢小学校にて、
奥田なな子さん(チェロ)、中川賢一さん(ピアノ)のお二人でお届け♪

この日は体育館実施。
通常は音楽室で行う授業が、体育館という事で、違う雰囲気のなか児童達が集合し、何が始まるんだろうとみんな興味深々な様子。

お二人が登場し、さっそく演奏スタート!
中川さんの素敵な音色にうっとりしつつ、奥田さんのチェロの響きの心地よさに
児童達が釘付けになっていました。

挨拶を終え、続いて演奏されたのはサン=サーンスの『白鳥』。
演奏前には、ピアノの音で水面を、チェロの演奏で白鳥の動きを表現している説明があり、
白鳥がどんな動きをして、水面がどうなっているか、色んなことを想像しながら演奏を聴いてみてください。とお話がありました。
児童達が何を思い浮かべながら演奏を聴いていたのかとても気になりますね

楽器紹介コーナーはチェロから。
クイズを織り交ぜながら行われ、弓に使われている毛は何の毛でしょう?という問題に
「馬のしっぽ!」とすぐに正解が出て、奥田さんも「すごい!よく知ってるね」と驚いていました。
チェロの構造や歴史についても紹介があり魅力が児童にも伝わった様子でした。

ピアノでは、アクションモデルを用いて音が出る仕組みだったり
マレットやオルゴールなどを使い弦や響板や駒についてのお話があり、
まるで実験のように説明してくださる様子に児童たちは中川さんの世界に引き込まれていました。

続いて「月の光」の演奏は中川さんの独奏です。
「よかったら目を閉じて。よろしければ寝ながら。思いのまま聴いてみてくだい」という言葉で、
間隔をあけながら思い思いに横になり目を閉じる児童の姿が見られました。

目を閉じて聴いた演奏ではどう感じたか、何か思い浮かんだか。。。
そして、それは1人1人違うものでしょう。

楽しい時間はあっという間!最後は再びお二人の演奏で♪
楽器や音楽への理解を深めてから聴く演奏はまた違ったものに感じられたのではないでしょうか。

まだまだ「おんがくのたね」は続きます。

※アウトリーチ事業「おんがくのたね」はコロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、安心して演奏を聴くことが出来るよう開催校及び和光市教育委員会と連携し開催しています。

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