2019年12月26日(木)

オペラ彩第36回定期公演オペラ「ナブッコ」を開催しました

12月21日(土)、22日(日)にヴェルディの出世作である、
「ナブッコ」をイタリア語(字幕付き)上演でお届けしました。
バビロン捕囚を題材とした「ナブッコ」の舞台は紀元前580年頃のイェルサレムとバビロニア。
同じ男性(敵国の王子)を愛した姉妹、
その父親であるナブッコとの王位継承権をめぐる争いが描かれています。

開演15分前からはプロデューサーによる作品解説が本編の期待を盛り上げます。

荘厳な舞台や出演者たちの迫力ある歌声と演技、そして「ナブッコ」といえば、
第三部の有名な合唱「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(Va, pensiero)。
ヘブライ人が遠く離れた祖国に想いを馳せるその歌は、
当時オーストリアの支配下に合ったイタリア国民を鼓舞した第二の国歌とも言われています。
指揮者の演出により、観客の皆さまもこれを一緒に歌い、会場は一体感に包まれました!

カーテンコールでは拍手が鳴り止みません。
オペラの世界に存分に浸っていただく、特別な2日間となりました。

両日ともに公演終了後にはロビーにて出演者や指揮者との交流があり、
ホワイエは写真撮影や公演の感想をお話するお客様で賑わいました。

また、21日には和光市内にお店を構える人気の菓子店『パパピニョル』さんが出店。
22日には『パパピニョル』さんとともに、同じく和光市内の人気カフェ『クローバー』さんも加わり、
お菓子やドリンクで会場の休憩時間を和ませていました。


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