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サンアゼリア寄席特別編 漫才協会だヨ!″気分は″全員集合を開催しました
日が沈むのがすっかり早くなり、朝晩にはひんやりとした空気が漂いはじめました。
つい先日まで残っていた夏の気配も薄れ、冬の訪れを感じる9月24日(水)、
大ホールにて「サンアゼリア寄席特別編 漫才協会だヨ!″気分は″全員集合」を開催しました。
サンアゼリア寄席では、これまで落語のほか、講談や浪曲など様々な公演を行ってきました。
今回は初めて「漫才」をメインに開催。
東京漫才の名門「漫才協会」から精鋭の豪華メンバーを迎え、大ホールでの公演となりました。
トップバッターは、テンポの良い正統派しゃべくり漫才で庶民から富豪までを描き出す「ハマカーン」。
当初から1階席のみの公演で2階席は空席にも関わらず、その空席を巧みにネタに変えて笑いを生み、1階席のお客様を巻き込んで会場を笑いの渦にしました。

続いて登場したのは、風刺とユーモアを軽やかに操る漫才協会のお嬢様芸人「たかまつなな」。
冒頭の今話題の卒業証書ネタから、8月に事実婚されたことに絡めた結婚ネタまで、観客のツボを押さえた内容で笑いを誘いました。

「プリンプリン」は、和光市駅から和光市民文化センターサンアゼリアまでの道に迷ったエピソードを笑いに変え、独特のテンポで繰り広げるドタバタコントを披露。
舞台上でお客様を巻き込んだキャッチボールなど、アドリブ満載の実力を披露しました。


お馴染みの赤と青の衣装で登場した「U字工事」は、親しみやすい人柄と地元・栃木への愛を全力で表現。
途中の益子さんの「ごめんね、ごめんね~」では、待ってましたと言わんばかりに会場全体が自然と拍手に包まれました。

漫才協会の会長・常務理事として協会を牽引する「ナイツ」は、言葉遊びと時事ネタで世代を超えて笑いを届け、出番はあっという間に終了。

トリを飾ったのは、今年11月に結成60周年を迎える「おぼん・こぼん」。
タップダンスや楽器演奏など多彩な技に加え、観客を巻き込んで笑いの空気を作る話術は圧巻でした。

当日は多くのお客様から再演を望む声をいただきました。
漫才協会にはまだまだ多くの面白い芸人がおり、また機会があれば皆様に楽しんでいただける公演をお届けできればと思います。
引き続き「サンアゼリア寄席」をご贔屓によろしくお願いいたします。