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和光市出身の落語家・柳家緑太さんが、
2025年3月中席より落語協会にて真打に昇進しました。

鈴本演芸場での披露興行を皮切りに、各地の寄席や演芸場で昇進披露が無事に行われ、
6月6日(金)に「サンアゼリア寄席」でも真打昇進披露公演を開催し、
多くの方々とともにお祝いの一日となりました。

この日の公演には、柳家花緑一門から師匠の花緑さんをはじめ、
兄弟子の緑也さん、弟弟子の圭花さんが出演し、一門そろっての華やかな会となりました。
普段のサンアゼリア寄席とは趣向を変え、高座はうしろ幕と口上に合わせて特別に広く設けられ、
格式と華やかさを感じる演出を施しました。

開演前からホワイエも大いに賑わいを見せ、
緑太さんご本人による真打昇進記念グッズの販売を行いました。
Tシャツや扇子、手拭いなど、いずれもセンスが光る品々ばかりで、
ファンの方々から好評を博しました。
また、和光市駅北口から徒歩2分に店舗を構える
アーモンド菓子店「パパピニョル」も出店し、
甘い香りとともにお祝いムードを盛り上げてくれました。

今回の披露公演では、従来の形式にとらわれず、若手らしい自由な発想と工夫も多く見られました。
影アナウンスを緑太さん自身が務め、口上は圭花さんが進行するなど、
一門の連携と温かさが感じられる場面が随所にありました。
緑太さんは、日頃から兄弟子たちに慕われており、
その人柄や芸への真摯な姿勢は高く評価されています。
着物や手拭いのセンスの良さ、出囃子や太鼓を後輩に丁寧に教える姿、
そして下積み時代には奇抜な格好で周囲に笑いを届けたというエピソードなど、
どれをとっても「信頼される兄弟子」としての魅力がにじみ出ていました。

演目は、
狸鯉 　　　　圭 花
松山鏡 　　　花 緑
～仲入り～
口　上　　　 (圭花・緑也・緑太・花緑）
初天神 　　　緑 也
三枚起請 　　緑 太

口上の最後には、花緑師匠、緑也さん、圭花さんとお客様が、
一緒に三三七拍子でご祝儀を贈り、会場は温かい拍手と笑顔に包まれました。
真打昇進を祝うにふさわしい、感動と笑いに満ちた一日となりました。

柳家緑太師匠、真打昇進、誠におめでとうございます。
これからのご活躍を心より期待し、応援しております。
また、この晴れの日を一緒に祝ってくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

さ～て、次回のサンアゼリア寄席は、大ホールで漫才協会から豪華メンバーを招いての特別編です。
「サンアゼリア寄席 漫才協会だヨ！”気分は”全員集合」9月24日(火)19時開演です。
出演は、言葉遊びが巧みなナイツ、漫才とともにタップダンスや楽器も披露するおぼん・こぼん、
栃木弁で独自の世界を展開するU字工事、実力派のハマカーンとプリンプリン、
さらに今話題の“お笑いジャーナリスト”たかまつななさんも登場予定です。
世代を超えて楽しめるスペシャルステージ、ぜひご期待ください。
全席指定となっておりますので、チケットはどうぞお早めに。

引き続き、サンアゼリア寄席をよろしくお願いいたします。