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2022.11.15

アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立本町小学校

11月1日(火)和光市立本町小学校にて、「おんがくのたね♪」を開催しました!

派遣演奏者は、國末貞仁さん(サクソフォーン)、中川賢一さん(ピアノ)のお二人です。

オープニングで星出尚志作曲の「ブラボーサックス」の演奏。
軽快な音楽で児童たちの心をグッとつかみました。
そして今回はソプラノ、アルト、テナーの3種類のサクソフォーンをもってきていただきました。

まずは楽器紹介コーナー!
國末さんが児童の目の前でサクソフォーンを分解しながら分かりやすく説明します。

サクソフォーンが音を出すために必要なリードの説明では
リードを取った状態で楽器に息を入れてみます・・・
どんなに吹いても全く音が出ません。

精一杯息をいれても音が鳴らない様子に児童たちは「え~?!なんで?」と驚いた様子でした。
そこにリードを付けて息を吹き込むと綺麗な音が出て来ます。
サクソフォーンはリードを使い、空気の振動を伝えることにより音色を出すことが出来ます。

さらに分解した管を、上から順に繋げていき
管が長くなるごとに音が低く変化していくことを理解してもらいました。

中川さんによるピアノ解説では、
響板の効果について理解するためにオルゴールを使った実験を行いました。
普通の状態では、とても小さなオルゴールの音も響板に付けた途端、びっくりするほど音が大きくなります。
こちらも「え~?!すごい!」と驚く児童たち
ピアノにとって欠かせない響板の効果の体験をしてもらうことができました。

続いてはドビュッシー作曲の「月の光」。
演奏の前に
「是非、思い思いに自由に感じて聴いてほしいので、よろしければ目を閉じながら!
寝ながら!横になってもいいよ、電気消しちゃおう!」と中川さん。
普段の学校の授業ではあり得ない寝ながら聴くという演奏に児童たちは大喜び!
リラックスした様子で美しい音色に耳を傾けていました。

後半ではジョップリン作曲の「エンターテイナー」を演奏。
演奏に合わせて、コール&レスポンス(演奏者と観客が呼応しあうこと)を行いました。
國末さんの手拍子の真似をしながら、児童たちも一緒に演奏に参加してもらいました。
難しいリズムや演奏の途中で挟む國末さんの変顔&ポーズに大盛り上がりでした♪

今回も児童たちにとって様々な発見が多かったおんがくのたね。
この時間が児童たちの貴重な経験となってくれていたら嬉しいです♪

今年度おんがくのたねも残すところ後1回となります。

※アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」はコロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、
安心して演奏を聴くことが出来るよう開催校及び和光市教育委員会と連携し開催しています。

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