2022年03月28日(月)

文化芸術による子供育成総合事業 ユニバーサル事業in広沢小学校

文化庁は、2022年度から「ユニバーサル事業」の実施を予定しています。
「ユニバーサル事業」は、障がいがある児童でも参加・楽しめるプログラムです。

その先行実施の受け入れを和光市立広沢小学校にて行いました。

派遣演奏者は、野尻小矢佳さん(パーカッション&マリンバ)、新崎誠実さん(ピアノ)、磯田日向子さん(パーカッション)の3名です。

アーティスト(野尻さん)と担任の先生や音楽主任を交えて、事前に綿密な打合せを行いました。
大きな音が苦手な児童や授業参加に時間がかかる等の児童たちの特性についても把握を行い、
事業内容を検討しました。

当日は、あいにくの雨となりましたが、それを吹き飛ばすような児童たちの元気のよい挨拶に迎えられました。

ワークショップでは、『おんがく作り』を行いました。
アーティストによる導入で児童たちは自然と演奏に参加して行きました。

その中で徐々に周りの音にも耳を傾けることが出来るようにもなりました。

野尻さんの合図に合わせて、音を出し、みんなで一緒の音楽を組み立てていくことが出来ました。

そして、休憩後にはコンサートを楽しみました。

ただ演奏を聴くだけではなく、コンサートにストーリーを持たせた進行。
ボディパーカッションでの演奏参加も行いました。
また、
オルゴールを使ってのピアノについての説明。
羽を使っての目視による太鼓の振動についてなど、楽器の仕組みを知る体験もありました。

そして、想像力を働かせる音楽の聴き方など多くの体験を行いました。

アーティストの皆さんの写真背景にある出演者名のちぎり絵文字は
支援学級児童が歓迎の意を込めて作成してくれました。
また、後日に児童からの心のこもったお礼の手紙もアーティストに届けられました。

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