2021年12月27日(月)

サンアゼリア寄席 歌まみれ を開催しました!

2021年も残すところ、あとわずか。。。
12月22日(水) 小ホールにて「サンアゼリア寄席 歌まみれ」を開催しました!

この公演の内容は、落語協会カラオケ同好会のメンバーによる落語と歌謡ショーです。
昭和歌謡や歌が好きな噺家が日頃から集まってカラオケを楽しんでいましたが、
2017年から寄席やホールでお客様にメンバーの歌声を披露する形で開催していました。

しかし、昨年から新型コロナウイルス感染症の関係で、同好会の活動は停止中。
今回、久しぶりにメンバーが集まっての開催となりました♪


第1部は落語会。しっかり!?落語を5席お届け!

初天神     古今亭 菊之丞
牛ほめ     林 家 扇兵衛
コブシーランド 柳 家 小せん
魚男      古今亭 志ん五
帝国劇場    古今亭 志ん雀

この日は落語協会カラオケ同好会の事務局長、古今亭菊之丞師匠から。
歌まみれ開催の経緯や内容について説明を交えて、現在の落語会の仕事の状況などのマクラから
お正月の出店の情景が目に浮かぶ「初天神」は、流石の一言。

そして、同会長の林家扇兵衛さん。現在二ツ目で同会では一番若い扇兵衛さんですが、
年齢からは想像できない昭和歌謡の知識から会長に。
それも、幼少期に祖父と過ごした経験が、今の噺家としての人生や会長の抜擢に生かされているそうです☆

続いて、柳家小せん師匠。
第1部は落語会というのに、コブシーランド。。。早くも歌声を披露してくださいました♪

お次は、古今亭志ん五師匠。
東上線の沿線、川越出身の噺家さんです。
落ち着いた口調で魚好きな旦那と夫婦の掛け合いはホッとする雰囲気の中にも笑いが。

最後は古今亭志ん雀師匠。
7月のサンアゼリア寄席 古今亭志ん吉 真打昇進&志ん雀襲名カウントダウンでもお馴染み、
和光市のお隣、練馬出身の噺家さんです。
真打に昇進し増々活躍が楽しみな志ん雀師匠は、こちらも第2部のフライング!?
「帝国劇場」で劇団四季、顔負けの歌声を披露♪


さーて、第2部は歌謡ショー。
扮装した総勢11名の同会メンバーが歌声を披露♪
懐かしい名曲で小ホールは昭和にタイムスリップしたようでした!
手拍子もあり、出演者も、会場も、楽屋も⁉楽しいひと時となりました♪

また、メンバーの中には、菊之丞師匠のファンで特別会員の出光仁美さん(日本コロムビア)も!
噺家だけの歌謡ショーではなく、本職の演歌歌手が出演するところがこの歌まみれの良いところ。
出光仁美さんの新曲「再会橋で」は2022年2月9日に発売!こちらも楽しみですね♪

今回の歌まみれでは、通常のサンアゼリア寄席とは違い、
豪華5名の噺家による落語と、10名の噺家の多芸を紹介することが出来ました♪
たまにはこういった変化球的な落語会もサンアゼリア寄席ならではかなと(^^ゞ

来年もいろんな落語会を企画しますのでどうぞお楽しみに!
それでは皆様、良いお年をお迎えください!


[CLOSE]
Copyright (C) サンアゼリア. All Rights Reserved.