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アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立本町小学校
6月24日(火)和光市立本町小学校にて、
パーカッションアンサンブル TUTTI(トゥッティ)のメンバーである千葉彩加さん、菊地咲希さんの構成で「おんがくのたね♪」を実施しました!

まずはご挨拶代わりの演奏からスタート♪
明るく軽快なリズムで、子どもたちの視線を一気に引きつけます。
続いては、2種類のマレット(演奏用のバチ)を使ったマリンバの弾き比べ。
マレットを並べて見ると明らかにヘッド部分の大きさが違います。
1つ目は、小さな固いヘッドのマレット→ハッキリとした明るい音色
2つ目は、大きくて柔らかなヘッドのマレット→重く落ち着いた音色。
マレットを選んで使用すると、各音域にふさわしい音色が出るようになります。
同じ楽器・同じ曲でも、音の印象がガラリと変わることに、子どもたちは興味津々でした。
会場の広さや演奏する曲の雰囲気に合わせて、マレットを使い分けているそうです。

その後は、運動会でもおなじみの曲を3曲メドレーで演奏!
リズミカルでどんどんテンポアップする楽曲に、子どもたちはノリノリ。
演奏に合わせて、体を動かしたり、自然に手拍子も発生し大いに楽しみました。
楽器紹介のコーナーでは、カスタネット、トライアングル、タンバリン、スネアドラムといった、音楽の授業などでもおなじみの打楽器を取り上げました。
どれも身近な楽器ですが、演奏方法や音の出し方を少し工夫するだけで、まったく異なる音色や表情を引き出せることを、実演を通して紹介しました。
「こんな音が出るんだ!」「同じ楽器なのに、プロが演奏するとこんなに違う!」といった驚きの声が上がる場面も。


“知っている楽器で、知らなかった音の世界”を体験してもらい、演奏技法や工夫ひとつで無限の可能性が広がることを実感できる貴重な時間となりました。
さらにジャンベを使ったリズムゲームでは、子どもたちも演奏に参加!
出されたリズムをまねしてたたくというシンプルなルールでゲーム感覚で楽しめる内容に、子どもたちは大盛り上がり!
手拍子や体の動きでリズムを感じながら、音のキャッチボールを楽しむ姿が見られました!




身近な楽器の新たな一面にふれ、音を通して自由に表現する楽しさを体験した子どもたち。
この時間が、音楽をもっと好きになる“たね”ともなってくれることを願っています。
次回の「おんがくのたね♪」もお楽しみ!✨