トピックス一覧
アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立白子小学校
6月10日(火)和光市立白子小学校にて、海野幹雄さん(チェロ)と海野春絵さん(ピアノ)の構成で「おんがくのたね♪」を実施しました!

お二人が登場すると、チェロの大きさに児童からどよめきが
ご挨拶代わりの華麗な演奏が披露されます。

『チェロ』を良く知ってもらおうと楽器の説明も…
「弓の毛は何でできているでしょう?」と問いかけに児童から様々な意見が飛び出しました✋
なんとチェロの弓の毛は”馬の尻尾”で出来ています。
実際に良く分かるようにと特別に外していただくと、「わー!!ほんとだー!」とびっくりした様子✨
チェロの弦の押さえ方や弾く位置などで音色がガラッと変わる実演にも目を輝かせていました。

続いてはサン=サーンス作曲「白鳥」を演奏。
曲が作られた当時(約140年前)は、現代の様に気軽に音楽を聴いたり
テレビやインターネットもなく、白鳥を見るために湖に行くなどの移動も簡単には出来ません。
そんなことにも思いを馳せながら、白鳥の様子を自由に想像して欲しいと幹雄さん

ピアノは湖面の波を、チェロは湖を泳ぐ白鳥を表現していると言われています。
情景を思い浮かべながら、当時の音楽の楽しみ方を体験できる素敵な時間となりました🦢
ピアノコーナーでは、鍵盤の数や弦の数や長さについてのクイズが出題されました。
音楽室にある身近な楽器である『ピアノ』を改めて楽しみながら学ぶことが出来ました✨

モーツァルト作曲「トルコ行進曲」に合わせ、児童が手拍子で盛り上げながら曲を楽しむ場面も♪

最後は、和光市ゆかりの童謡詩人清水かつら作詩「みどりのそよ風」で共演しました。
児童達の元気な歌声とチェロとピアノの音色が相性ピッタリ!
教室が素敵なメロディーに包まれました。

次回の「おんがくのたね♪」もお楽しみに!