財団法人 和光市文化振興公社
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財団法人和光市コミュニティ振興公社設立趣意書(昭和57年3月31日許可)
 和光市は、「あおさみなぎる文化都市」をめざし、市の発展と市民の融和の促進に努力しておりますが、都市化に伴う人口集中、生活圏の拡大、生活様式及び生活意識の変化により、地域における市民の連帯感は希薄化し、伝統的な地域社会の姿は失われつつあります。
 市では、新しい地域に根ざす自発的な市民参加を図るため、スポーツ施設やコミュニティ施設の整備を行い市民の余暇活動の活発を図り、市民の連帯感を育てるためのまちづくり運動を推進しつつありますが、自主的なコミュニティの形成が、なお具体化されるに至っていないのが現状です。このため、市民層の生活ギャップの解消を図り、世代間の交流をすすめ、市民相互の理解と信頼を広げるとともにコミュニティ活動の推進を図り、地域社会を形成することが課題であります。
 市は市民憲章にのっとった、市民のよりよい連帯の推進を図るため、吹上、白子宿のコミュニティセンターの今年度完成、さらに、地域的にコミュニティセンターの建設計画がなされており、施設のよりよい活用を行うためには、市の直営では制約があり、これらの制約を解消し、かつ、行財政の効率と節減を図り、豊かなコミュニティ施策を行うことが必要です。
 そこで、市が設置する公の施設の効果的な管理運営に協力し、地域のコミュニティ及び文化の向上を図るため、弾力性と機動性のある自主的かつ積極的なコミュニティ文化活動の発揚の一助として、財団法人和光市コミュニティ振興公社を設立するものです。


財団法人和光市コミュニティ振興公社寄附行為を変更する理由(平成6年2月1日認可)
 本法人は、和光市が設置する公の施設を、市民の多様なニーズに応える効果的管理運営を期待され、去る昭和57年3月、市の全額出資により地域コミュニティの向上と文化の振興を目指し設立されたものであります。
 以後、社会情勢の進展に伴い本法人の果たす役割はますます増大し、当初のコミュニティセンター施設管理にとどまらず、その後の勤労者スポーツ・レクリエーション施設、児童厚生施設などの管理業務も受託し、公益法人として鋭意業務の推進に努めてまいりました。
 今般、市が全力を傾注して建設を進めた文化施設「和光市民文化センター」が完成し、市民の熱い期待を受けて、本年4月にオープン、これに続く2箇月間のオープニング・イベントを開催、文化・芸術の殿堂として本格的に活動を開始したところであります。
 この施設は、市が策定する総合振興計画・基本構想に盛り込まれた市民文化振興として重要施策に位置づけされ、この管理運営に当たっては、過去の実績から本法人に対して、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づく委託をする旨決定がなされました。
 この決定を受け、本法人は円滑なる業務受託のため、組織機構を改革、再編し、基本財産を1億円に増額して財政基盤の確立を図り、文化振興事業拡大のための対応整備を図ったところであります。
 この受託業務は、本法人の重要な部分を占めるに至り、市民の期待に応え、市民文化水準の向上に資するべく、文化・芸術創出のための大事業に市民とともに手を携え、特に、自主文化事業活動を容易に展開する上からも、簡潔明瞭で市民に愛され、対外的にも親しみやすい名称として、ここに「財団法人和光市文化振興公社」に名称変更をお願いするものであります。
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