2023年02月08日(水)

サンアゼリア寄席 三遊亭わん丈 独演会を開催しました!

十年に一度の大寒波の影響もあり、まだまだ寒い2月3日(金)
小ホールにて
「サンアゼリア寄席 三遊亭わん丈 独演会」を開催しました。

開口一番は、三遊亭円丈一門で三遊亭白鳥師匠のお弟子さん三遊亭東村山さん!
前座噺の代表作「狸札」を披露!
落語でよく登場する狸。狸は「化ける」と言って「お客がたくさん入る」
「急に芸が良くなって売れる」というような意味もあることから縁起が良い噺として人気です。
前半とは狸が恩返ししたいと懇願し、後半は恩返しするという分かりやすい展開に加えて、
東村山さんが
可愛く演じる狸を楽しみました♪

そして、わん丈さんの登場です!
仲入り前は新作落語を2席、仲入り後は古典落語を1席。
合計3席とたっぷりわん丈の落語をお楽しみ頂きました♪

滋賀県出身のわん丈さんが、三遊亭円丈さんの弟子として上京した際の前座時代に
住んでいた所が、当ホールの在る和光市近隣の志木市でした。

まずは、その頃に作成したという「國隠し」。
夫婦が滋賀県と埼玉県のどちらへ帰郷するかというテーマにした噺では、
埼玉県あるあるも飛び出し、お客様も笑いの絶えない時間となりました♪

続いて「もふもふ」。
途中でカラオケのシーンがあり
、わん丈さんが歌いだすと!?
その美しい歌声にお客様もびっくり!
また、三遊亭円丈師匠と奥様への愛と感謝が溢れた噺で、
わん丈さんの人柄を感じさせてくれました。

仲入り後は、マクラを挟まずさっそく噺へ。
古典落語は江戸時代の噺です。
途中に江戸時代についての時代背景や貨幣価値について、
説明をテンポよく挟み込み堅いイメージの古典を分かりやすく♪

この日の演目は

狸札    三遊亭東村山
國隠し   三遊亭わん丈
もふもふ  
三遊亭わん丈
 ‐仲入り
五貫裁き  
三遊亭わん丈


ーて、次回のサンアゼリア寄席は
3月3()に「サンアゼリア寄席 桂鷹治の会」を開催します。
こちらも若手落語家として注目の一人です。
桂文治師匠譲り滑稽噺で創る世界観は必見!ぜひ、ご来場をお待ちしております!


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