2022年07月22日(金)

アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立第四小学校

6月30日(木)和光市立第四小学校にて、
三上亮さん(ヴァイオリン)、田中久子さん(ピアノ)の構成で「おんがくのたね」を開催しました

この日は体育館での実施。
早い梅雨明けで猛暑のため、熱中症対策として
扇風機をフル回転させ、水分補給をこまめに講じながらの開催となりました。

授業開始のチャイムと同時に、演奏者が登場♪ 児童たちは大きな拍手で迎えます。
『愛の挨拶』の演奏からスタート。
三上さんが児童たちの間を歩きながら、その演奏を披露。
いつ自分の近くに来てくれるのかとワクワクしながら、演奏に耳を傾ける児童たち。
笑顔の三上さんが立ち止まり、児童の前に屈んでくれる姿も!

楽器紹介コーナーではヴァイオリンの歴史や弦、弓についての説明。
弓は何で出来ているかの問いに、児童からはすぐに「馬の毛!」という答えが
そこで「演奏会では絶対にやらないけど、特別ね。」と三上さん。
実際にどうなっているのかを弓のネジを外して披露♪
細い馬のしっぽの毛が何百本と束ねられている状態がとても良く分かります。
児童からは「おぉ~!!!」と興奮した叫び声が!

田中さんによるピアノソロ演奏の『子犬のワルツ』では、
曲を知っている児童が多く演奏に合わせて体を揺らしながら楽しんでいました。

最後は、超絶技巧で知られるヴァイオリンの名曲『ツィゴイネルワイゼン』を三上さんが華麗に演奏♪
曲名の意味は「ジプシー(ロマ)の旋律」。
曲中に様々な演奏技法がちりばめられた曲で、ヴァイオリンという楽器の凄さを実感。
素晴らしい音色と哀愁に満ちた旋律が体育館に響き渡り、児童達は音の世界にどっぷりと浸かり聴き入っていました。

演奏終了後、音楽の先生から「ヴァイオリンやピアノについてもっと知りたくなった人ー?」という質問には、
多くの児童たちの手が上がっていました。
「おんがくのたね♪」が音楽に更に興味を抱くきっかけになりましたら幸いです。


今年度の「おんがくのたね♪」は、ここで一度小休止。
次回は11月1日和光市立本町小学校で開催します♪お楽しみに!

※アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」はコロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、
安心して演奏を聴くことが出来るよう、開催校及び和光市教育委員会と連携して開催しています。

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