2022年06月06日(月)

 アウトリーチ事業「おんがくのたね♪」in和光市立第三小学校

公益財団法人和光市文化振興公社では、
音楽を身近にお届けするアウトリーチ事業「おんがくのたね」を2006年より継続して実施しています。
2020年のみ新型コロナウイルス感染症の影響で実施を見送りました)
2021年よりコロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、安心して演奏を聴くことが出来るよう
開催校及び和光市教育委員会と連携して開催しています。

令和4年度は、6月1日()に和光市立第三小学校からスタート!
今年度も和光市内全9小学校で実施を予定しております♪
この日は、中川賢一さん(ピアノ)、岩崎暢輝さん(ピアノ調律)による構成で開催しました。
(本番前には、調律師である岩崎さんによる入念なピアノのメンテナンスも)
まずは中川さんの演奏から♪
素敵な音色が広がり音楽室がまるでコンサートホールに様変わりしたように思えました。

最初は少し緊張気味な児童たちでしたが、
「好きに聴いても良いんだよ。何だったら寝てしまっても良いよ。」という中川さんの言葉に
身体を揺らしたり、目を閉じてみたりと児童たちは思い思いの聴き方で音の世界に

「おんがくのたね♪」では演奏を聴くだけではなく学びも!
この日はピアノの仕組みについて、アクションモデルを用いて視覚的にも分かりやすい説明で、
クイズを出したり、笑いを誘いながらの軽妙なトークで児童たちの心をグッと掴んでいました。

説明の途中に、児童のみなさんと中川さんの呼びかけにより調律師の岩﨑さんが登場!!
調律師の手によってピアノ内部のアクションを取り出してくれることに。
児童たちは体を乗り出し、目を輝かせながら岩﨑さんを見守っていました。

また、マレットで、演奏時の弦の振動を再現したり
オルゴールを使用しての響板に威力に説明や実際にその響板を触る体験も行いました。
最後には、特別に大量のピンポン玉を用いての弦の振動実験も!

ただ演奏を聴くだけではなく、ピアノの仕組みや楽曲の作られた背景などを知ることができ、
あっという間に終わりの時間となりました。

普段は触れることが出来ないピアノの内部を知り、
触れる実験などを体験してもらうコーナーは調律師である岩﨑さんがいるからこそ実現しました。

この「おんがくのたね」を通して児童達がどんなことを感じてくれるか楽しみです
そして令和4年度の「おんがくのたね」はまだまだ続きます!

随時、開催報告していきますのでお楽しみに!

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