2022年01月21日(金)

和光市市制施行50周年記念事業
三栖右嗣(みすゆうじ)特別展~ヤオコー川越美術館コレクション~を開催しました

2021年11月27日(土)から12月6日(月)、和光市民文化センター企画展示棟にて、
和光市市制施行50周年記念事業「三栖右嗣特別展~ヤオコー川越美術館コレクション~」を開催しました!

三栖右嗣(みすゆうじ)氏は、1944年~1982年の期間を和光市で過ごした洋画家であり
その後、比企郡ときがわ町にアトリエを構え制作を行いました。

38年間在住の間には、現和光市本町にアトリエを構え、
制作の傍ら、地域の子どもたちに絵画教室にて絵画指導を行い
市民に頼まれて児童劇の背景を引き受けてくださったりと
温厚な人柄で多くの方と交流や地域貢献を行ってくださったそうです。

会期中は約1,300名以上の来場者にお越しいただき
現代リアリズムの巨匠と呼ばれた三栖右嗣氏の珠玉の作品 約30点や
和光市民文化センターサンアゼリア大ホールの「緞帳」の原画である『爛熳』も展示。

普段は、和光市民文化センター大ホールロビーに常設展示されているこの原画の存在を知らない方も多く
こんな素晴らしい絵が元になり、あの緞帳が出来上がったのねと感動される方も

特別公開として、愛用の品や作者ご本人やそのご家族などの写真も展示され、
より作者が身近に感じられる内容となりました。

会場では、展示作品に対して学芸員による解説も随時おこなわれ、
作者や作品に対する造詣がより深まりました。
また、写真に写っているご親族も来場され、当時のことを懐かしんでおられました。

28日(日)には、ギャラリートークを開催しました。
三栖右嗣夫人である三栖尚子(みすひさこ)氏をお迎えし、
和光時代のエピソードを展示作品に絡めてのお話
ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館に至る画家としての姿についてや
ご家族の中での素顔などについて語って頂きました。


在住されていた間に地域の方々との交流も多く
多くのご来場の方々から、
「和光市の宝である三栖さんの作品をこんなに見ることが出来て本当に嬉しい」
「むかし、子どもが絵を習っていて、お母様にもお世話になった」
「本当に懐かしい。そして感動です。」
「三栖先生は良い方だった。作品も素晴らしい。是非とも次回の開催をお願いしたい!」
などの声を頂きました。


ご来場の皆様、本展の開催に多大なご協力いただきました皆
様には心より御礼申し上げます。

今後も和光市文化振興公社では、皆様に喜んでいただける公演や展示等を開催していきます。

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