アウトリーチ事業「おんがくのたね」は
コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じ、安心して演奏を聴くことが出来るよう
開催校及び和光市教育委員会と連携し開催していきます。
6月11日(金)和光市立第五小学校にて
派遣演奏者は、中川賢一さん(ピアノ)と岩崎暢輝さん(ピアノ調律)のお二人です。
人が考え抜いたピアノという楽器の凄さを
児童たちに分かってもらうにはどうすればいいか?
ピアニスト中川賢一さんが考え抜いた結果
今回、第五小学校では驚くほどの濃い時間が生まれました。
ピアノの仕組み紹介コーナーでは
*アクションモデル説明
*ピアノ本体からのアクション取り出し
*アクションを元に戻す
*マレットとピンポン玉を使い弦の振動の説明
学校を代表し、先生にもご協力いただきました
*低弦を触る
ピアノ内部の低弦を指で押さえていただき
中川さんが鍵盤を叩くと電気がビリッと走るようなそんな衝撃を感じたそうです。
*「駒」と「響板」の役割説明
*オルゴールで響板の威力を感じる
*大量のピンポン玉をピアノに入れて弦の振動を目で見る
という本当に盛りだくさんのメニューを提供!
また、素晴らしい演奏を披露するだけでなく
楽曲に込められたストーリーも説明
そして、聴き方受け取り方も一つでなくて良い。
どれも正解という話から
児童たちの他者の受入れや理解へのきっかけづくりに繋がりました。
最後の曲の演奏後には
もう終わっちゃったの?!えーもっと!
アンコール!アンコール!と子どもたちからはそんな声が上がりました。
まだまだ「おんがくのたね♪」は続きます。